コスプレロケ

碓氷峠・野辺山ナデシコロケ(2000/05/28)

 ナデシコで何で碓氷峠かはよく分からないですけど、鉄道好きのらいなさん・S車掌さん・らいむの3人で「うすい鉄道文化むら」に行こうというのが事の発端。

 鉄道史跡観光がメインだったんだけどなぁ…ウソです。ロケも観光もメインでした。

※画像をクリックすると拡大画像が見られます。\(^〜^)/

 実は、ドライバーであるらいなさんもらいむも一睡していませんでした(爆)。その上、らいなさんが待ち合わせ場所であるらいむ宅に着いたとき、まだユリカの衣装を作っている真っ最中…←それでも、1日で作った自分をも誉めてあげたい(笑)

 ほどなくして、とりあえず服として着られるレベルになったので(帽子はつなみさんからの借り物)、S車掌の家に1時間遅れくらいで行ったのでした。

 実はこの1時間の遅れの間、S車掌は自宅でコス襲撃すべく寒い夜をじっと待っていたらしい…ごめんよぉ〜

 まずは関越道をひた走り、松井田妙義インターへ…ちなみに、らいむは高速を所沢から入ったあたりから降りるところまで記憶がありません。(爆)

 そして最初に向かうは横川(群馬県松井田町)にある「碓井鉄道文化むら」。かつて長野行新幹線が出来る前は、上野から長野を結ぶ信越本線の大動脈として役割を果たしていた「碓氷峠越え」も、いまではその峠越えの部分(横川〜軽井沢間)が廃止に追い込まれて、単なる終着駅になったのでした。

 で、そこの車両基地跡に鉄道公園として「碓井鉄道文化むら」が整備されたのです。ここには碓氷峠を越える際に必ず連結されていた電気機関車「EF63」をはじめ、さまざまな機関車・客車・ラッセル車などか静態保存されています。そしてなんと言っても目玉は「本物のEF63が運転できる」事。(要講習・20万ほどかかるそうです…(^〜^;;) 屋内展示場にある「電車でGO!」「電車でGO!2・3000番台」で我慢するもいとをかし。(爆)

まずは、「鉄」な写真から〜

“峠のシェルパ”EF63系
“峠のシェルパ”EF63系
横川〜軽井沢連絡代替バス
横川〜軽井沢連絡代替バス

 かつて信越本線が長野まで直通していた頃、66.7パーミル(6.67パーセント)の勾配を上るために連結されていた電気機関車。2両の重連で、高崎方に連結され上るときは「押す」形で連結します。

 この機関車の連結の待ち時間を利用して、収益を上げたのが「峠の釜めし」。現在では長野行新幹線やデパートの駅弁フェアで見かけます。

 信越本線横軽ルートが廃止になってから、代わりに横川〜軽井沢間の運行をはじめた連絡バス。

 現在では特急「あさま」は新幹線となり、軽井沢への通学・通勤・生活の足となっています。乗客は少ないです。(T-T)

 ちなみに、このバスはエンジンが2基積んであるそうです。

終点・横川駅
終点・横川駅
丸山変電所跡
丸山変電所跡

 通過点ではなく、終点となった横川駅。

 終点設備が設けられていますが、まだこの先に線路があった面影を残しています。

 蓄電池棟・変電所棟の二つからなる旧信越本線の変電所跡。

 鉄道建築として、国の重要文化財指定を94年12月27日に受けた貴重な建物です。

66.7パーミル(‰)
66.7パーミル(‰)
めがね橋
めがね橋

 ここが横軽ルート最大の急勾配,66.7パーミル。

 「パーミル(‰)」とは1000分の1という意味(ちなみに、パーセント(%)は100分の1)。66.7パーミルということは、1kmあたり66.7メートル登る計算。

 自動車ではなんでもない坂でも、鉄道にとっては大変だったようです。

 廃止となった横軽ルートは近年作られたもの。そして、このめがね橋は「旧信越本線」の施設。レンガ造りのアーチは絶妙。

 ちなみに、新信越本線の橋はこの奥に2本架けられています(これも当然廃線)。

 現在、旧信越本線跡は遊歩道となっていて、このめがね橋の上も歩いて渡る事が出来ます。

碓氷峠の鉄道史跡を探索する際の注意!

 さて、鉄道史跡の観光もひととおり終わり、そろそろ着替えようなんていうことになりました。最近はしょっぱなからコスで出発したりはあまりしないせいか、ロケの取り掛かりが遅いのですぐ日が暮れちゃったりするんですけど、今回はそんな事はなかったですね〜(^-^)

 まずは先陣を切って、S車掌さんがパッパラ隊でセンチ戦地へ乗り込み〜

 

S車掌特集・その1(パッパラ隊編)

森林行軍

エイドリアーン!(爆)

 めがね橋のふもとで撮影。

 一般人に見つかったら何者だろうか?と思われそうだ…(そういうナデシココスはなんやねん。)

 これはめがね橋から少し降りたところの碓井湖周辺。

 なんか「プレデター」っぽくっていいですね〜(笑)

 でも、「エイドリアン」って、プレデターだっけか?(爆)

 実は「めがね橋」を含めて、旧信越本線は遊歩道として整備されています。だから、めがね橋の上も手すりが付いたり舗装されていたりするんですね。ただこの時はまだめがね橋の上は未舗装状態…下のように写真を撮ったりしていたんですけど、突然工事用の軽トラックが後ろのトンネルから出てきたりと、ハラハラしっぱなしでした。(危険だっちゅうねん)

 めがね橋の後は、少し降りたところの「碓井湖」。土曜の朝という事もあってか、めがね橋共々他の人はほとんどいない状態で「コスプレを屋外でしていて恥ずかしい」という感覚はいつもよりは少ないように感じました。

 

碓氷峠編

 らいなさんに撮ってもらった写真。

 カメラ知識のないらいむですが、少なくともらいなさんの撮影機材と腕はすごいと思います〜(被写体は別(笑))

 で、らいなさんのカメラを借りてらいなさんのルリを撮ってみたのですが…う〜ん、やっぱり人を選ぶカメラだ〜(汗)

 で、これは誰にでも撮れるはずのデジカメです。でも、「人の入れ方」とかで腕の良し悪しがすぐに分かったりしますよね〜(^-^)

 ちなみに、後ろに見えるのが「新・信越本線」です。

 誰もいない碓井湖に、桟橋と一艘のボート…

 程よい日の高さとあいまっていい背景の写真になりますね〜

 ちなみに、この写真を普通のカメラで撮ると、背景の水面が太陽に反射して写真が真っ白になってしまいます。

 この後は碓氷峠を越えて野辺山に直行〜!…と言いたいところでしたが、旧国道は路面が凍結していたので、やむなく碓井バイパス(有料道路)へ。…まあ、コス料金所だったんですけどね(爆)。

 で、いわゆる軽井沢と思しきところに着いて目の前に広がるのは浅間山。ちょっと寄り道して浅間山をバックにして写真撮ろうと思ったものの、なかなかいい場所が見つからず…

 こういう撮影は突発的に動く事と、綿密に計画を練ることと、今まで行った道をよく憶えておく事が肝要な気がしました。こういうのは経験と努力あるのみですね〜

浅間山編

 と言うわけで浅間山。

 山のかたちも優美な名山の一つですね〜(^-^)

 そこで写真を撮ってみたのですけど、背景といい、露出といい、なかなか上手く写真を撮るのは難しいですね〜

 軽井沢から野辺山に向かうべく車を走らせるも、、実は以外に軽井沢〜野辺山というのが遠い…最後は小人さんが車を運転してましたとも(爆)。←まあ、2人で交代で運転してたから楽でしたけれども〜

 そして、らいなさんが計画に上げていた「宇宙電波観測所」へ…らいむはこの施設がどういうところかは知らなかったのですが、らいなさん曰く「ナデシコに絶対合う背景」とのお墨付き!…そして、実際に到着してみて納得。こりゃSFっぽいわ〜(^-^)

 日が暮れて空もいい色になって、色使いが絶妙な写真が撮れました。

宇宙電波観測所編

 ミスマルユリカとアンテナ群。

 空の色とあいまって、上手くまとまって、幻想的な構図になりました。(^-^)

 「鉄道員」のポスター風のポーズのS車掌さん。

 男だわぁ〜!

S車掌特集・その2(鉄道員編)

 これは上の写真と同じ「電波観測所」を逆方向に撮った写真。

 スキー場の明かりとS車掌さんの哀愁漂う表情が絶妙すぎる一枚。名作。

 で、野辺山に来たんだから、ここで撮っておくべきでしょう〜(^-^)

 JR鉄道最高地点(1375m)の記念碑の前で。

 今までちょっと公衆の面前に触れる危険なロケがあったという、ちょっとした反省心もあって、純粋に景色が良くて人が少なくて、コスしていることも忘れるくらいにいい所…そんなところで遊ぶというのもたまにはいいですよね。ただ、コスしているのを忘れている状態で一般人にばったり合うと、相手の反応が気になりやすいんですけどね。(爆)

 さて、そんなこんなで睡眠不足のまま東京へ戻り、翌日にワンフェスを控え布団に死んだように3人とも寝るのでした…zzz

 ちなみに、翌日のワンフェスもコミケ並みに濃かったです。遊びすぎで死なないだろうか…

写真所有者:usi_xxL.jpg(らいむ)・usi_xxN.jpg(初瀬乃らいな)

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